ものづくりにおけるレジン液の保管方法
頻繁にレジン作品作りをするのならレジン液の保管や品質に気配りする必要はないかもしれません。
でも1か月に1回だったり数ヶ月に1回の頻度でレジン工作する場合は、ある意味でレジン液を放置していることと同じようなものです。
保管方法や保管環境にもよりますが、ボンドを一度あけて使い数ヶ月置いていると中のボンドが固まっていることも多々あります。キャップもしっかりとしていて室内に置いているのにです。
必ずしもボンドと同じくらいに品質劣化などを気にする必要もありませんが適切なレジン液(ボトル)の保管方法を知ることが継続的なレジン工作には大切なこととなります。
はじめに レジン液の保管
LEDレジンを使用したものづくりは、手軽に魅力的な作品を作ることができるため、多くの人に愛されています。しかし、レジン液はその特性上、適切に保管しないと劣化や変質を引き起こす可能性があります。
このページでは、レジン液の正しい保管方法について詳しく解説するとともに、安全性を確保しつつ高品質な作品作りのアイデアを紹介したいと思います。
レジン液の特性と劣化の要因
レジン液は、主に合成樹脂から作られた液体で、硬化することで透明度の高い美しい作品を形成します。
しかし、その特性から、環境要因に非常に敏感です。紫外線、温度、湿度、空気の影響を受けやすく、これらの要因が組み合わさることで、レジン液は劣化しやすくなります。
劣化したレジン液は、硬化不良や変色、さらには悪臭を放つこともあるため、適切な保管が重要です。
直射日光を避ける
レジン液は紫外線に敏感であり、直射日光にさらされると、化学反応が進み、硬化が早まったり、品質が低下したりします。
そのため、レジン液は直射日光の当たらない暗い場所に保管することが基本です。可能であれば、専用の収納ボックスやキャビネットを使用し、光を遮る工夫をしましょう。
温度管理
レジン液の保管には、温度が大きく影響します。一般的には、常温(20℃~25℃)での保存が推奨されています。
特に、極端な低温や高温は避けるべきです。低温では固まってしまうことがあり、高温では品質が変化する恐れがあります。
冷蔵庫での保管は避けるようにし、温度変化の少ない場所を選びましょう。
密閉容器に保管
レジン液は開封後、空気に触れることで硬化が進行します。したがって、使用後は必ず元の容器にしっかりと蓋を閉めて保管することが重要です。
密閉容器に入れることで、空気の侵入を防ぎ、劣化を防止できます。また、容器は清潔な状態を保つよう心がけましょう。
乾燥した場所を選ぶ
湿気の多い場所では、レジン液が劣化するリスクが高まります。特に、カビや菌が繁殖する原因となるため、乾燥した場所での保管が望ましいです。
レジン液を保管する際は、湿度が低い環境を選ぶようにしましょう。必要に応じて、除湿剤を使用することも効果的です。
子供やペットの手の届かない場所に
レジン液は化学物質を含むため、誤飲や誤使用を防ぐために、子供やペットの手の届かない場所に保管することが不可欠です。安全な保管場所を選ぶことで、事故を未然に防ぐことができます。
使用後はそのまま放置せず、必ず元の場所に戻す習慣をつけましょう。
使用期限を確認
レジン液には使用期限が設定されています。購入時にパッケージに記載されている使用期限を確認し、期限内に使用するように心がけましょう。
古いレジン液は、硬化不良や変色を引き起こす可能性があり、新しいものに比べて品質が劣ることが多いです。
定期的に保管しているレジン液の状態をチェックし、必要に応じて新しいものと入れ替えることをおすすめします。
まとめ
LEDレジンものづくりは、創造力を発揮する素晴らしい手段ですが、その材料であるレジン液の保管方法には注意が必要です。
直射日光を避け、適切な温度で密閉容器に保管し、乾燥した場所を選ぶことが重要です。
子供やペットの手の届かない場所に保管し、使用期限を確認することで、安全かつ質の高い作品を作り続けることができます。
レジン作品の保管について
レジンで制作した作品を適切に保管することは品質を保つうえで大切です。
ホコリや日光・紫外線による影響劣化などいろいろな原因で品質が落ちる可能性もあります。
ここではレジン作品を適切の保管する方法などを紹介しています。
クラフトモールドの役割と特徴
クラフトをおこなう際、モールドは欠かせない重要なアイテムです。
モールドには、液を成形する役割や、気泡を取り除く機能があります。
シリコン製のモールドは柔軟性が高く、複雑な形状のアクセサリーも簡単に作れます。また、モールドの素材や形状によって、仕上がりの質感を変えることができます。
脱泡の方法
クラフトの際に気になるのが、気泡が入ってしまうことですね。
この記事では、気泡の原因と、簡単に取り除く方法を詳しく解説しています。
気泡の原因は、液の品質、勢いよく注ぐことによる空気の混入、素材の隙間に残った空気、温度上昇などが考えられます。
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